GREENWOODWORK LIFE

木工職人・グリーンウッドワーク指導者を目指すウッディーのブログです。

木工が学べる学校紹介

森林文化アカデミーへの道 #2

このブログを始めたのは、ちょうどコロナが流行り出した頃。

会場に行かないと聞けなかったイベントも次第にリモートで開催されるようになってきました。

特に本州が開催地だと北海道からは仕事を休まないといけませんでしたが、今では簡単に参加できるようになりました。

そして2年前、ずっと行きたかったイベント「岐阜の木工4校合同オンライン説明会」に参加することができました。

今回は4校の他、私が気になった木工が学べる学校をいくつか紹介していきたいと思います。

当時のメモをもとにしていますので変わっていることもあるかと思います。

詳しくそして正確に知りたい方は、各学校のHPや要項を取り寄せてお調べください。

 

○森林たくみ塾(高山市)

オークヴィレッジのグループ会社が運営する木工職人養成塾

2年間の木工修行(月〜土 8:00〜17:30)

18歳以上 要普通自動車免許 入塾金 220,000円(消費税込) 授業料なし

選考方法:適性検査、課題論文、集団面接、個人面接、課題制作(実施しない時もあります。)定員12名

○職人として必要なモノの見方・考え方や、仕事へのプロ意識を身につける場として、徒弟制度に倣った徹底した現場重視の実践教育を行なっています。

takumijuku.com

○飛騨職人学舎(高山市)

飛騨産業が運営する木工家具職人養成塾

2年間の木工修行(5:00起床〜ランニング〜工場へ)

高校卒業(18歳〜24歳まで)3年目以降は飛騨産業社員として採用 授業料なし

選考方法:入学試験なし 随時面接 定員4〜5名

寄宿舎に暮らしながら一流の職人をめざし、徒弟制のなかで切磋琢磨しあいます。

hidasangyo.com

○木工芸術スクール(高山市)

家具業界で活躍する人材育成を目指した公立職業訓練校

1年間1400時間 学科:実技=3:7 1日7時間+自習 高校卒業以上 入校金 5,650円 授業料 59,400円

選考方法:入学試験(数学Ⅰの基礎)面接 定員30名(一般募集15名)

○1年間の中で家具や木材に関する知識、鉋やノミなどの手加工、機械加工など幅広く技術を習得します。

www.takumi.ac.jp

○岐阜県立森林文化アカデミー(美濃市)

林業後継者と林材業技術者の養成を目的とした2年制の公立専門学校

森と木のエンジニア科は一般専修教育部門とし、高校卒業程度の人を対象とします。林業や木材産業の現場に即応できる人材を育成します。

森と木のクリエーター科は高等専修教育部門とし、大学卒業程度または実務経験者を対象とします。「林業」「森林環境教育」「木造建築」「木工」の4つの専攻に分け、入学時にどの専攻を主軸とするかを選択します。それぞれの専攻で、指導的役割を担う専門家を育成します。

 大学卒業(見込み者含む)の資格を有する者、又は同等の実務経験者など(「同等の実務経験者」とは、例えば、高校卒業後に4年以上の就職した社会経験があることなどをいいます)

 木工専攻 2学年で15名(2年前)入学金282,000円 授業料(年額) 535,800円

 選考方法:入学試験 小論文 面接 定員20名(4専攻で)

※4月からブログで詳しくお知らせいたします!

www.forest.ac.jp

○上松(あげまつ)技術専門学校(長野県)

木工分野への就職を目指す人が、家具製作の技術を習得できる公立職業訓練校

木工科(定員20名 内一般10名)時代にニーズに即した木工分野への就職を目指した学科

木材造形(定員20名 内一般10名)伝統的な木工分野への就職を目指した学科(南木曽ロクロは選抜と木曽漆器は選択)

 高校卒業以上 訓練期間:1年間(8:35〜17:00)入校金5,650円 授業料118,800円 

 選考方法:入学試験(現代国語、数学Ⅰ)職業適性検査 面接

www.pref.nagano.lg.jp

○北海道立旭川高等技術専門学院(旭川市)

ものづくりを重点とした職業訓練を通じて、 地域産業を支える人材育成を行う、道立の職業能力開発施設

システム制御技術科・自動車整備科・印刷デザイン科・色彩デザイン科・建築技術科・造形デザイン科

高校卒業以上 訓練期間:2年間 入校金9,520円 授業料年額 184,800円 

選考方法:入学試験(現代国語、数学Ⅰ)面接

○デザインと製作 の両分野から構成されたカリキュラムを通して時代の底力になる技術を身につけた技能者を育成します。

○オケトクラフト作り手養成塾(置戸町)

北海道置戸町でオケトクラフトの職人になるための研修制度

2年間(8:40〜17:15)研修にかかる費用(道具や材料代、講師料など)は町で負担するため無料

55歳以下(原則)・性別不問 その他-町内に定住してクラフト生産に従事し、5年以内に町内に工房を開設する意志があること。

○石川県挽物轆轤技術研修所(加賀市)

全国で唯一「木を挽く技術」や「漆を塗る技術」、「金で飾る技術」などの漆椀づくりを総合的に学べる研修施設

基礎コース(定員5名)

高校卒業以上 研修期間:2年間 入学金1,3000円(県外) 授業料221,000円

選考方法:面接 課題作文を事前に提出

 

今回はWoodyが気になった学校だけ紹介しました。

この他、全国には木工を学べる学校や教室がたくさんあります。

ご参考までに。

 

それではまた。

よろしければ

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