今回は、インレイについて紹介していきます。
INLAYとは下に置くという意味で、土台となる木材などに貝や木などを置いて装飾を施すことです。
日本では象嵌と呼ばれています。
シリアのダマスカスで生まれ、シルクロード経由で飛鳥時代に日本に伝わったとされています。
インレイ加工に必要な道具です。
リューター・・・木を彫るときに使います。
リューターだけだと手がぶれてしまうのでアタッチメントをつけます。
金属製の物もあります。
ドレメル ルーターベース - First Touch (guitar-repair.jp)
リューターにつけるビットです。
彫るものによって直径が変わってきます。
精密糸のこ・・・貝を切っていきます。
作業台・・買わなくても手作りで対応できます。
後は、材料の貝です。
アワビなどの貝から作る人もいますが、板状になったものを買った方が種類も豊富で便利です。
こちらの通販はよく利用させてもらいます。
素材(貝) | ギター・弦楽器パーツの大和マーク株式会社【DoMoオンラインショップ】 (daiwamark.com)
今回は、以前使用して残っていたアバロン貝を使います。
では加工していきます。
デザインは・・・もちろん「こまちゃんシルエット」です。
貝に合ったサイズの下絵を糊で張ります。
土台に乗せ、糸鋸で切っていきます。
空気ポンプを使うと、粉を飛ばしてくれるので便利です。
この時、貝の粉は吸うと体に良くないので、防塵マスクをします。
特に細いところは折れやすいので、無理に力を入れずに切っていきます。
ハイ、これで完成です。
裏はこんな感じ。
次回は貝をのせる靴ベラをGREENWOODWORKで作っていきます。
それでは、また。
よろしければ