憧れのマーチンギター。
自分へのご褒美を言い訳にして40歳の誕生日に購入。
モデルは000-28EC
手にしてからまたふつふつとよからぬ考えが芽生えてくる。
マホガニー(000-28はローズウッド)はどんな音がするのかな。
Vネックは、手の小さい私にはちょっと馴染まないなあ。
ECモデルでない方がよかったかも。・・・
よーし!1本も2本もおんなじじゃあ!
ええーい!ポチっとな!
・・・なんてできません。
そうだ。自分で作ればいいんだ!
ネットで検索。
でてくるでてくる。
さすがに、初めから全部手作りはハードルが高いなあ。
調べるとこんなのがあるぞ。
さらに調べるとマーチン社からもキットが売られている!
Gear & Accessories | Martin Guitarn
(残念ながら、現在は販売していないようです。)
さすがに、セットでも価格が桁違い。
・・・とりゃー!
ポチっとなああ!
空輸で届きました。
サイズは000ー28、サイドとバックはマホガニーです。
中身はこんな感じ。
それでは作っていくぞう!
表面の裏側はこうなってんだ。
メーカーによって、並びは違うようです。
ブレイスは粗削りの状態で来るので、紙やすりで形を整えてから接着。
キットのまま組み立てても、面白みがないのでいろいろなパーツを「大和マーク」さんから購入しました。
ギター・弦楽器パーツの大和マーク株式会社 (daiwamark.com)
裏面の中央に一本飾りを施しました。(これが数年後悲劇を生み出すとは・・・)
お次はサイドの製作です。
ブレイス部分が入るようにカットしますが、少し大きくカットしてしまいました。
早くも大失敗。
これでは、ギターに小さい穴が開いてかっこ悪ーい!
しかし、先ほどの大和マークさんで幅が広いバインディング(ボディーのまわりについているクリーム色のもの)を見つけ、穴を隠すことに成功!
フロントブロック(ネックの受け部分と)ライトニング(表面を受ける蛇みたいなやつ)を取り付け表面を接着。中央のロゼッタは入って送られてきました。
ヘッドにアバロン貝を切り出して、ロゴを埋めつけました。多少ぴったりいかなくても、ヘッドと同じ木の粉をボンドに混ざてやればと多少ごまかせます。
ヘッドの木が余ったのでそちらでお尻の部分を装飾しました。
指板にフレットを打ち込んでいきます。ポジションマークは、入ってきます。
一番苦労したのがネックの取り付けです。なかなかボディとネックがピターっと合いません。
完成に近づいてきました。
塗装に入ります。
最後に、ブリッジを取り付けて完成です。
自分でも大満足の仕上がりとなりました。(この時はね・・・)
数年後・・・
こちらが現在の状態。
うーん、なんてこったい!
パっカリとわれてしもうたわい。
こちらは製作ミスです。
板と板の間に直接装飾を挟んで接着してしまいました。
板と板を接着し、装飾が入るように削ってから埋め込むべきでした。
手を抜くとこうなっちゃうんですね。
ギター制作の教訓を生かして作ったのがこちらのオールコアのテナーウクレレです。
綱模様のバーフリングとココペリのヘッドロゴがお気に入りです。
それではまた。
よろしければ