今回紹介するのはこちら
「摩訶不思議図鑑」有馬玩具博物館
何やら怪しい題名ですね。
ムー的な匂いがしますな。
決して怪しい本ではなく、副題が簡潔に内容を表しています。
この本にはオートマタ(からくりおもちゃ)の紹介と作り方が載っています。
オートマタとは、(本文引用)
オートマタ=からくり人形は「生命あるモノの動きを真似る生命の無いモノ」と定義されています。古来、多くのオートマタ職人・からくり人形師たちは、その生命の無いモノに生命を与えようとしてきました。子供に与えるおもちゃでさえ、その動く仕組みがブラックボックス化された現代において、日本の「茶運び人形」に代表されるからくり人形やヨーロッパにおける様々なオートマタとは違い、人形が動く仕組みまでもデザイン化された、新しい形のオートマタ=からくり人形の製作はとても意味のあることだと思います。(本文ここまで)
本文の解説にもあるように、オートマタを実際に動かしてみると、人形の動きのユニークさと、どんなからくりで動いているのかも見ていて飽きません。
この本の良いところは、アートマタを図面を見ながら作っていけることと、さらには西田昭夫さんの作品そのものの素晴らしさも魅力の一つになっています。
からくりで動いているキャラクター(動物や人)がアニメから飛び出てきたようなデザインでとても馴染みやすいです。
どんな動きをするかは、作ってみてのお楽しみです!
全部で15個の製作実例集が載っています。
私が実例集を見て作ったのは下の5つです。
この本の監修をしている有馬玩具博物館には西田昭夫さんの作品のほか、世界中の作品が展示されているようです。
有馬玩具博物館 - Arima Toys & Automata Museum - (arima-toys.jp)
ああ、いつかはいってみたいなあ・・
それではまた。
よろしければ