今週も始まりました「洋楽 the covers」
紹介するのは・・・ Change Bandさんで
曲は「Teach Your Children」です。
どうぞお聞きください。
原曲はこちら
Crosby, Stills, Nash & Young - Teach Your Children (Official Music Video)
突然ですが皆さん、ファンレターって出したことありますか?
私は一度だけあります。
その方は・・・映画「小さな恋のメロディー」のメロディー役のトレイシー・ハイドさんです。
・・・あて先はどうしたかって?
昔、「ロードショー」という映画雑誌があって、その付録に小冊子「トレイシー・ハイドさん特集」(だったような気がする。)がついていました。その記事の中にハイドさんの事務所かおうちの住所が載っていたのです。(時代ですねえ。)そしてすぐに、日本語で手紙を書きました。
・・・このまま出しても読んでももらえないだろう。
・・・なんとしても英語に直さなければ!
しかし、中学1年生には少し高いハードルでした。
そんな折、違うクラスにアメリカから女の子が転校してきました。
これは、千載一遇のビッグチャンス!
しかし、面識のない女の子に翻訳など頼める勇気などありません。
そこで女の子と同じクラスの親友Ⅰ君に頼むことにしました。
このⅠ君、とてもおもしろい人物で、「俺は、長ズボンははかない!」と突然宣言し、冬のめっちゃ寒い時でも半ズボンをはき、小学校卒業まで続けました。
いつも一緒に遊び、登下校も一緒にいってました。
私はぼろぼろの針金が飛び出た学生カバンで登校していたので、隣にいるⅠ君はその針金に当たって左足の太ももはいつも傷だらけでした。
中学校に入ってからは、「アメリカンフットボールクラブを作りたい!」と言い出し、クラブ新設既定の5名以上の部員(私もその一人)を口説いて集め、いろんな先生に顧問になってくれるように頼みに行きました。
残念ながら、顧問を引き受けてくださる先生が見つからず、同好会という形で練習しましたが、その後自然消滅していきました。
この男なら我が望みを必ず叶えてくれるだろうと、Ⅰ君の教室前で手紙を託し、廊下で待っていました。
Ⅰ君は大きな声で「〇〇〇がファンレター書いてきたぞー!」と言いながら教室に戻っていきました。
・・・おうい!こらあ!誰がそんなこと頼んだんじゃー!
・・・そういうもんは、こっそり本人に頼むんよ~!
恥ずかしくなった私は、逃げるようにして自分の教室に戻っていきました。
後日、無事翻訳された手紙が戻され、エアメールで無事イギリスに送り届けられるのでした。
残念ながら返事はいまだに届いておりません。
その後、みんなからは「返事は来たか?」と茶化される日々がしばらく続きましたとさ。
長ーい前置きでしたが、この「小さな恋のメロディー」のエンディング曲がCrosby, Stills, Nash & Youngの「Teach Your Children」です。
Crosby, Stills, Nash & Youngでもう1曲
「helplessly hoping 」どうぞお聞きください。
それでは、また。
よろしければ