「のこやすり」の登場で急展開を迎えたククサ作り。
おそらく今回で完成を迎えることでしょう・・・
それでは前回の続きからいってみましょう!
形を整えていくべく、紙やすり80番で削っていきます。
削っていくと、左右非対称だったり、水平が取れていなかったりとどんどん気になるところがでてきて修復していきます。
そして、何とか次の番手に。
120番で磨いていくと、さらにいろいろと細かいところが見えてきます。
こまかい線が120番で消せなかったり、所々傷あとがあったりと。
そのたびに80番に戻っては削り、120番で磨くの繰り返しです。
・・・そしてあれもこれもと気になりだし、出口のない迷路に迷い込んでしまいました。
この迷路から抜け出す方法は・・・「妥協」です。
一度抜け出すと次からは早い早い。どんどん番手を上げていきます。
・・・まあいっか。
・・・まあ、いいことにしておこう。
あっという間に最終仕上げ蜜蝋ワックス塗りです。
・・・とその前に
仕上げ前に本場のククサ作りでは塩ゆでという工程が入っているようです。
30パーセントの塩水で24時間煮ます。
その後、塩抜きしてから最終工程へ。
しかしながら、今回この行程は省きました。
塩抜きしても完全に抜けきらずにしばらくカップに入れたものがしょっぱくなるみたいです。
塩茹でしないと、ひび割れが起こることもあるそうですが、コーヒーは本来の味で楽しみたいので・・・
どれぐらいで割れてくるのか実験もかねて今回は塩ゆでせずに蜜蝋を塗ります。
後は蜜蝋が乾くのを楽しみに待ちます。
よろしければ