GREENWOODWORK LIFE

木工職人・グリーンウッドワーク指導者を目指すウッディーのブログです。

カッティングボード

・・・あれれ、ククサはどうなったんじゃ?

はい。この通りでございます。

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このまま進めても、割れ目からコーヒーがこぼれてしまいますので、今回は取りやめました。

またククサが作れる大きさの木が手に入り次第再開したいと思います。

 

ということで今回は乾燥材でカッティングボードを作ります。

近くのホームセンターでは1枚ものの板は手に入らず、ちょうどいい大きさだった棚用のパイン集合材を購入しました。

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ちなみにサイズは、300×200×18です。

キャンプで使用するには、厚さはもう少し薄いほうがよかったんだけど・・・

 

そして、今回のメインは、こちらの「のこやすり」でございます。

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最初に、こちらの本

趣味と実用の木工 キッチン小物 食器

を参考にして買ったのですが、なかなか出番がありませんでした。

そしてついに・・・

のこや選手、赤コーナーより満を持しての登場です。

♪ ファイト! ファイト!

とても楽しみです。

それでは取りかかりましょう。

 

まずは、下書きと削り落としたい4辺に線を引きます。

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いとのこでカットします。

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しばらくぶりに使ったら、手持ちのところが斜めになっちゃいました。

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ストレートナイフを使って長辺から削っていきます。

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本には「左右対称となるよう交互に削っていく。」と書いてありましたが、今回は左右対称とせず、端材の形をそのまま活かしていきたいと思います。

次に短辺を引き削りと押し削りで均一に仕上げます。

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四隅の成形は押し削りで整えていきます。

本では先端をとがらせる形でしたが、丸みをつけた形に仕上げました。

 

それでは、のこや選手にタッチ!

 まずは板をクランプで羽交い絞め。

普通の鋸は押したり引いたりして切りますが、こちらののこや選手、引いたりはしません。

前へ出るのみ、決して受けにはまわりません!

ストロングスタイルです。

♪ ファイト! ファイト!

しかものこや選手、ヒールとベビーフェイス、粗目と細目の両面を持ち合わせております。

粗目で形を整え、細目で滑らかにします。

細目の仕上がりは、サンドペーパーの粗目と同じくらいです。

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いやあ、のこや選手、めっちゃいい仕事っぷりです。

前座は必要ありません。

最初のナイフの工程なしでもやっていけそうです。

 

そしてサンドペーパーの番手を上げて磨いていき、最後は18番ではなく320番。

延髄斬りでフィニッシュです。

このあとボードを布で拭いて、蜜蝋ワックスをたっぷり塗ります。

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一晩乾燥させ、磨いて完成です。

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 カンカンカーン!

 

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