庭造りを始めてからいろんな生き物が庭にやってくるようになりました。
中でも一番驚いたのがシカです。
我が家は結構町中なので、見た時は本当にびっくりしました。
夏にはいろんな蝶が飛び交います。
こんな町中にアゲハなんてこないだろうなあと思っていたら、ある年から毎年たくさん来るようになりました。
よーく観察すると何やら葉っぱに卵を産みつけているようです。
しかも卵を産み付けるのは一つの花だけです。
それはルーと呼ぶ柑橘系のハーブです。
このルー、種がたくさんできて、こぼれ種でどんどん株を増やしていきます。
その株をいろんな場所に植え替えました。
すると、新しい株にも産み付けるようになり、夏場はほぼ毎日のようにアゲハを見かけるようになりました。
違った種類のアゲハも来てほしいなと気になりはじめ、北海道にいるアゲハを調べてみました。
北海道で主にみられるアゲハは、ナミアゲハ、キアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハの4種類。家に毎年来ていたのはナミアゲハです。
キアゲハは、セリ科のセリ、パセリ、ニンジン、ミツバ、イワミツバ、アマニュウ、ハマウド、シシウド、フェンネル、エゾニュウに卵を産むようなので家でも利用できるパセリ、ニンジン、ミツバ、フェンネルを植えてみてみました。
しかし、一向に現れず、やってくるのは赤と黒のコンサドーレ模様のカメムシさん。
カラスアゲハが好んで産み付けるというサンショウも植えてはみたものの冬越しせず枯れてしまうの繰り返し。
ほとんどアゲハのことはあきらめていました。
一昨年、ラビッジというハーブが店頭にたくさん売られていたのでどんなものかと植えてみると、そこに無数の蝶の卵が産み付けられました。
卵から孵ってだんだん大きくなっていくと、今までの地味な幼虫の中にちょっとケバい幼虫様が・・・
調べてみると、キアゲハの幼虫でした。
そして、今年はラビッジではなく、イタリアンパセリにケバい幼虫様がいました。
わたくしの次のターゲットはミヤマカラスアゲハです。
こちらは、キハダという木を好むようです。
近くの苗木屋さんには見当たらず、インターネットで注文しました。
今年も枯れずにまた葉が茂り、山椒とは違って越冬してくれました。
そして、先日キハダの葉にアゲハの幼虫を発見しました!
?でもこちら・・・見覚えがありますう・・・
ナミアゲハじゃあ!。
まだまだあきらめません。
4種のアゲハが庭で舞い踊るまで。
サンショウを札幌でも育てている人はいるようです。
ちょっと大きめの苗木を探してみたいと思います。
よろしければ
↓↓
↓↓