最初に手にしたマックス・ベインブリッジ氏の本には7つの道具が紹介されている。
1.電動ドリル
2.ジグソー
3.丸のみ
4.モーラ社製ストレートナイフ「ウッドカービング120」
5.モーラ社製ストレートナイフ「ウッドカービング162」
6.日本製のこやすり
7.斧
なぜか4、5のカービングナイフだけが具体的にメーカーまで紹介されている。
スウェーデン・モーラ社・・・調べてみるとナイフ業界ではとっても有名なのですね。100年以上続く老舗のようだ。ここは迷わずモーラ社製をネットで注文!
1と2は家にあるものを使うことにした。
丸のみはウッドカービング162だけでもできそうなので作ってみてから考えることにした。
後はのこやすりと斧なのだがいろいろありすぎてよくわからない。なので本に出ている写真を頼りに調べてみる。
6.のこやすりには 「SHINTO made in Japan」と表記。すぐに見つかった。海外の方にも使われているなんてさすがmade in Japan!
7.斧には 「GRANSFORS BRUK SWEDEN」 と焼印がある。
グレンスフォシュ・ブルークと読むようだ。こちらのメーカーさんもただものではありませんでした。スウェーデン王室認定刻印がつく高品質。さすがにこれは手が届かないか。んーん・・・・えーい! ポチッとな! ネット注文って怖いですね~
そしていよいよ作品作りに取りかかろうとしたときに例の本が・・・
久津輪 雅先生の本にはなんと19個の道具が紹介されていたのであった。
上記以外のものをここに記すと
8.のこぎり
9.くさび
10.マンリキ
11.木槌 12.カナヅチ
13.ストレートナイフ 14.切り出し刀
15.フックナイフ 16.丸のみ(スプーンのみ)
17.平のみ
18.銑(セン)
19.平カンナ 20.反りカンナ
21.手回しドリル 22.ドリルビット
23.削り馬
24.テノンカッター
そしてよく読んでみると「斧」の説明にショックなことが記述されてるではないか。以下引用させてもらうと・・・「写真は斧身が420g、総重量640g、長さ310mm。岐阜県立森林文化センターとグリーンウッドワーク研究所が共同開発した斧。」
・・・共同開発した斧・・・まさしく OH NO!
・・・んーん ポッチと・・・しかーし、ここは我慢!
さらにストレートナイフにもこんな記述が。以下引用させてもらうと・・・「スウェーデン製のモーラナイフ・ウッドカービング106.このナイフがグリーンウッドワークの世界水準と言っていい。」
・・・私の手元に今あるのがウッドカービング120・・・世界水準と言っていい・・・んーん・・・・えーい! ポチッとな!
もうこれ以上の「ポチッとな」は自主規制して、おいおい買い足していくことにした。
では製作にそろそろ取りかかります。
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